MODE COLOR LOGIC SYSTEM
COOL AND WARM HUES
「肌の色と似合う色はほんとうに
一致するのでしょうか?」
パーソナルカラーと、メイクとファッションのカラーは必ずしも一致しない。
なぜなら、私たちアジア人の肌色は多様で中庸な色調だからです。
日本人・アジア人のためのパーソナルカラーシステムが「モードカラーロジックシステム」です。
1986年から「色彩」というソフトを使って様々なサービスを提供してきた株式会社アルティマージュの「アジア人のためのカラーシステム」の概念を継承し、当研究所は「モードカラーロジックシステム」を提案しています。
このカラーシステムはファションとメイクのコンサルティングの現場にいる私たちの長年の経験にもとづいています。特に、分析の難しい肌色、質感、コントラストが多様で中庸な色調のアジア人に合わせたカラーシステムです。「モードカラーロジックシステム」は、従来の「クール」と「ウォーム」のカラーグループに中間のグループの「ニュートラル」を加え、これに明度・質感・形からのイメージを重要な要素として捉えているのが大きな特徴です。人の色調の特徴を「色感%スケール」で表現し、曖昧でわかりにくい肌色のメイクとファッションカラーを理論的に説明しやすいシステムとなっています。
バウハウスのマイスターとして美術史に名を残したドイツの色彩学者ヨハネス・イッテンは、40年来の集大成として、「色彩の芸術:The Art Of Color」の中で、色彩はクールとウォームに分類することができると説いています。そして、人は自分が持つ色調に直観的にひかれるようにできていて、人間の目は、自然に調和とバランスを探し当てる、このことを最初に発見しました。
ただ、私たちがこの生まれながらの直観にいつも従っているかというと、残念ながらそうではありません。この本来の色彩感覚を呼び起こし、自分が似合う色・心地よい色をふたたび識別できるように、そして色彩理論に沿って色を捉えることで、必要な「知性」「技術」「感性」を導き出し、「色彩学のビジネスへの応用」を目的としています。
COLOR PLANNING
色彩は、世界に繋がる共通の言語であり、配色にはメッセージが込められています。
色には力があり、それは人の心を動かす力であります。
配色は心くばり、ファッションは自己表現であり、相手とつながる大切なコミュニケーションのすべであります。
そして商品に活かされた配色は、企業のブランディングを左右します。人の五感を統合する共通感覚にはたらきかけ、メッセージとイメージを伝えていきます。眠っている潜在的な顧客の目を覚ます、ブランディングに求められるデザイン表現、カラーからのイメージは、一瞬で理解と共感を促します。言葉やロゴに頼らず、色やイメージ画像などからの訴求によって、ブランドイメージや個性が伝わりやすくなり、五感を超えた訴求を可能にしていけるのです。